- たんせい
- I
たんせい【丹精・丹誠】〔古くは「たんぜい」〕※一※ (名)(1)心をこめて物事をすること。 《丹精》「~して育てた盆栽」「~をこらす」(2)まことの心。 真心。 丹心。 赤心。 《丹誠》「無二の~を照らして唯一の玄応を垂れ給へ/平家 7」※二※ (形動)心をこめて丁寧に物事を行うさま。 《丹精》「中々~な, 遅(ノロ)い仕事でしたが/小公子(賤子)」IIたんせい【単声】音楽で, 男声か女声か一方であること。 同声。⇔ 混声IIIたんせい【単性】(1)両性に対し, 一つの同じ性質。(2)ある種の動物で, 一方の性のみの子孫を生ずる現象。IVたんせい【嘆声・歎声】(1)なげきの声。 ため息。
「うち続く不運に~をもらす」
(2)非常に感心して出す声。 感嘆の声。V「見事な技に~が上がった」
たんせい【端正・端整】(1)(多く「端整」と書く)容姿がきれいで整っている・こと(さま)。「~な顔立ち」
(2)動作・態度・行状などが, 乱れたところがなく立派な・こと(さま)。「その行~なりしかば/西国立志編(正直)」
Japanese explanatory dictionaries. 2013.